【おひつの選び方②(木製のおひつの種類)】 | 三保原屋本店

2021/07/17 14:31

木製のおひつに興味があるよ!
という方に向けた、非常にニッチな内容です。

先に記載をしておきますが、木製のおひつは「塗装されていないもの(無塗装)」と、「塗装されているもの(漆やウレタン加工)」があります。
無塗装のものは、水分の調湿機能が高いのですが、汚れが目立つことがあります。
一方で、塗装されているものは、水分の調湿機能が無塗装のものに比べて劣りますが、汚れにくいメリットがあります。
以下、①と②で形の違いを記載しますが、それぞれの形で「無塗装」と「塗装されているもの」がありますので、
実際に購入する際は、確認をしてみてください。

お店での見分け方ですが、「無塗装」のものは、指でさわると、ザラザラと【おが屑】のような感触があります。
(塗装されているものには、そのような感触がなく、ツルツルとしております。)


木製のおひつで三保原屋で取り扱いをしたことがある商品は大きく2パターンあります。

①木材を曲げてつくるもの(白米のみの利用の方におススメ)


主に、ヒノキやスギなど、香りがある材料として使われることが多いです。
基本的には電子レンジでのご利用は焦げの原因となるため、おススメしていません。
(メーカーさんによっては数十秒の利用可としているところもあります。)
部品がないためタガが外れるといった心配がありません。

★木材の見方について★
木製品は、特に1点1点の個体差があります。
年輪もつまっていた方が良いとされますが、用途や使用方法、予算などに応じて良いとされるものがかわることがあります。

おひつに関しては、木材は柾目(年輪がまっすぐに走っているもの)のものが調湿効果が強くおススメです。
グルグルと渦を巻いている年輪を、まっすぐに切り出して木材として使っています。とれる量が少ない木目です。
歪みに強く、調湿効果も高いのが特徴ですが、材料として高価です。
↓こちらが柾目(まさめ)

反対に、板目(年輪がまっすぐではなく、楕円を描いているもの)は調湿効果が薄いため、相対的に価格が安いことがあります。
こちらの木目は主にまな板など、水を吸わない方が良いとされる道具で見かけることが多いです。
柾目よりも歪みなどに弱いですが、相対的に安く仕上げることができます。
↓こちらが板目(いため)



②タガで木材をしめているもの(白米以外も利用したい方におススメ)


主に、サワラなどが使われていることが多いのですが、価格により外国産の木材が使われているものもあるそうです。
ヒノキやスギなどの匂いが苦手な方にもおススメ。飯台のようなイメージがある方も多いかと思います。

こちらは強度がありますが、長期間利用していない時期が続くなど、木が乾燥しすぎた結果、タガが外れてしまうこともあり得ます。
(長期保管の場合は、しっかりと乾かしたうえで、ひっくり返して保管してください。)
タガがあるため、電子レンジでの利用はできません。

こちらのタイプは、夏場にお素麺を入れたり、夏野菜を氷水で冷やしたり・・
ちらし寿司を入れてみたりなど、白米以外の使い方をすることもありますので、ご飯意外の利用を検討している方はこちらがおススメです。